11月17日に決勝戦が行われた59歳以上の選手が出場する横浜市民マスターズスポーツ大会「シニアソフトボール大会」で、金沢区の横浜マリーンズが準優勝を果たした。同チームの決勝進出は第6回大会の優勝以来23年ぶり。平均年齢72歳のチームが復活した。
29回目の今大会は横浜市内から18チームが参加。横浜マリーンズは決勝までの4試合を接戦で勝ち上がった。「ピッチャーが安定し打力がアップしたことが準優勝につながった」と田野英夫監督(73)は話す。
チームは1991年に「金沢マリーンズ」として創部。93年の第3回大会で初優勝。94年に現在名に改名し、96年には2回目の優勝を果たした。
ただ、この優勝を境にチームは高齢化による低迷期に。55歳の時に入部したという田野監督は「他チームは平均年齢60歳前半のところもある。うちはどんどん上がってしまい、力の差が出てきててしまった」と話す。
そんなチーム状況に変化の兆しが表れたのが3年ほど前。60代前半の若い選手が次々と入部した。現在は61歳から87歳の「平均年齢72歳」の39
人が活動。金沢区を中心に磯子区や横須賀市在住の選手も所属する。今大会では、15人の選抜メンバーを結成し大会を勝ち進んだ。目標は身体を動かし、健康を維持すること。しかし、田野監督は「来年はテッペン(優勝)を目指したい」と結果にこだわるつもりだ。
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