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産廃物の再利用で特許を取得 金子コンクリートの金子社長に聞く
今年65周年を迎える金子コンクリートは生コンクリートや建築資材を取り扱う老舗企業だ。2018年に2代目である父の後を引き継いだ金子敬祐取締役社長は「質の高い生コンクリートを供給することでよりよいまちづくりに貢献していきたい」と思いを話す。
資源循環型社会を目指し
近年、力を入れているのはコンクリートのリサイクル。通常は産業廃棄物として処理される現場で余った・ミキサー車等の機材に付着したコンクリートを再利用し、「高流動埋戻し材(スラモル)」を独自に開発。特許も取得した。大手ゼネコンをはじめ様々な工事現場等での隙間や穴埋めに活用されている。
産業廃棄物の排出をゼロにする取り組みをはじめたのは2005年から。「再利用できるのに廃棄するのは社会にとっても大きな損失」と金子社長。また、コンクリートの材料である砂利や砂は限られた資源。この天然資源を守るには「資源循環型社会」にすることが必要不可欠だという。「暮らしや住宅を支えるコンクリートを供給していくため、出来るリサイクルは何でも取り組んでいくのが企業の責任」。今後は今まで以上に行政や他社とも協力しより力を入れていく考えだ。
個人に配慮した働き方を
「幸せじゃなければ仕事も頑張れないですよね」と話す金子社長は就労環境の改善にも熱心だ。「社員の幸せが会社の利益や成長に繋がる」と一人一人の事情に配慮した働き方を推奨する。
中小企業では人手不足が問題となる中で「働きやすさ」をアピールし、この1年半で新たに13人が入社した。男性が多い業界だが、同社の現場ではドライバーやオペレーターとして女性も活躍する。また、一つの業務を複数人で行うことで負担を集中させない「休みやすい環境作り」も促進する。金子社長は「未来を豊かにする取り組みをこれからも積極的に行い、持続可能な社会、企業にしていきたい」と話す。
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