金沢区の2020年度自主企画事業の予算案(個性ある区作り推進費)がこのほど、発表された。予算案は総額約9895万円(全35事業)で昨年とほぼ同額。区民との協働をさらに広げ、区の魅力・活力アップ、人や環境に配慮した安心安全のまちづくりを目指す。
基本目標は昨年と同様、「地域の皆様と共に考える、挑戦する、つくる!〜訪れたい、住みたい、住み続けたいまち 金沢を目指して〜」。目的、手段、効果、効率性などの多角的な観点からすべての事業について見直しを行い、予算を振り分けた。「少子高齢化」「地域活性化」「防災」などの課題解決を図りつつ、区の魅力アップやつながりを強化する事業を、6つの柱(項目と予算額は左上表)で取り組んでいくとしている。
魅力発信を強化
金沢区の魅力を内外に発信する柱の中で、新規となるのが「LINKAI横浜金沢推進事業」(220万円)。区内臨海部の産業団地のブランドイメージを向上させ、多くの企業が集積する利点を生かした新たなビジネス機会の創出を図る。また、区内大学と企業の交流会や職住近接の推進にも合わせて取り組む。
重点事業の「金沢区観光振興事業」(1616万円)は、豊富な観光資源を生かした賑わいづくりを推進。横浜金沢観光協会の事業や運営、一般社団法人への移行などを支援していく。
福祉部門では、「金沢区地域福祉保健推進事業」(546万円)が昨年から415万円増額され、重点事業に。最終年度となる第3期の地域福祉保健計画の推進に加え、これまでの成果や課題、区民意識調査、区民との意見交換を踏まえ第4期計画の策定を行う。
その他の新規事業は「区の花・ぼたんPR事業」(100万円)。「金沢区幸せお届け大使 ぼたんちゃん」の活用や区の花であるぼたんの苗を配布するなどし、PRしていく。
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