神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

さくら茶屋が10周年 地域に”不可欠”の存在に

社会

公開:2020年6月18日

  • LINE
  • hatena
入場を制限し、営業を再開
入場を制限し、営業を再開

 金沢区西柴にあるコミュニティカフェ「さくら茶屋」が5月、10周年を迎えた。当初は10周年を祝う会を企画していたが、緊急事態宣言の発令に伴い実施は見送った。宣言解除後の6月1日から、さくらカフェで弁当のテイクアウトを中心に営業を再開。現在は、午前11時から午後2時までに短縮して行っている。

 再開初日は店外に行列ができるほどで、わずか1時間で完売した。「皆さんが再開を待ってくださっていた印象。高齢者が多い地域なので、困っている方が多かったのではと(休業中は)心苦しかった」と代表の岡本溢子さんは話す。

 近所に住む60代の勝見志保さんは、「ご飯を作りたくないときに、よく使っている。再開していただき助かっています」と笑顔で話す。さくら茶屋ができて、地域が活性化したとも。「10年前とは全然違う。人との繋がりができた」という。10年間、様々な事業を積み重ねてきたことで、今や地域に不可欠の存在になったことが、コロナによる休業で図らずも証明された形となった。

秋には本を出版

 少子高齢化が進む西柴団地に、住民自身が参加し支え合う街づくりの拠点が必要だとして、有志で横浜市のまち普請事業に応募したのが、2009年。翌年に見事、審査に合格しコミュニティカフェ「さくら茶屋」が誕生した。その後、買い物サポートなどの生活支援事業、健康づくりなどに取り組む「ほっとサロン」事業、2店舗目となるさくらカフェのオープンなど「地域に必要」と考える事業を次々と展開してきた。その充実した活動内容は、数々の受賞歴からも伺える。岡本代表は、「秋にはこれまでの歩みをまとめた本を出版する予定です。これからも地域に愛されるさくら茶屋であり続けたい」と話した。

金沢区・磯子区版のローカルニュース最新6

みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感

みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感

4月26日〜5月6日、イベント多数

4月19日

三溪園 重要文化財の内部を期間限定で特別公開

スポーツ&観光をPR

横浜市の魅力発信

スポーツ&観光をPR

特別『るるぶ』を発行

4月18日

「絹婚式」きもので撮影

「絹婚式」きもので撮影

横浜でイベント

4月18日

「弁護士が身近な存在に」

神奈川県弁護士会

「弁護士が身近な存在に」

岩田武司新会長が抱負

4月18日

5月2日にマーケット

メディカルホームグランダ金沢文庫

5月2日にマーケット

交流・憩いの場に

4月18日

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook