磯子区岡村にある岡村公園の開園70周年記念俳句コンクールの受賞作品が6月25日、発表された。区内外から寄せられた応募総数229句の中から、磯子区文化協会文芸部の会員とボランティアの協力のもと、最優秀賞など5句が選ばれた。
最優秀賞には横浜市栄区の前田幸久さんの「テニスボールふわりと浮いて春の雲」が選ばれた。同公園管理事務所の清水るみ所長は、すべての応募作品は素晴らしく心惹かれるものだったとした上で「特に、岡村公園の情景が強く心に浮かぶ句を選ばせていただいた。予想以上の応募数で、句を詠んでくださった全員に感謝したい」と話した。その他の受賞作は以下。
▽優秀賞=「春風にスキップ赤いスニーカー」(村上チヨ子/横須賀市)、「風光る一番ちびがキャッチャーで」(黒田咲登美/横浜市)▽岡村公園所長賞=「囀りや朝の体操顔馴染み」(小柴キク/横浜市)▽特別賞=「生きているぶらんこ握る手のにおい」(堀水芽衣/東京都)
岡村公園は5月25日に70周年を迎えた。岡村天満宮が梅の景勝地だったことから、約150本の梅が植えられ、見頃には梅見客で賑わう。野球場、テニスコートのある東側は高台で、横浜ランドマークタワーや富士山などを望み、夜景スポットとしても有名だ。
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