感謝状が贈られた右から秋庭さん、吉川さん、阿波賀さん
金沢消防署（伊藤賢司署長）は、６月27日と７月１日、住宅火災から人命救助をしたとして、金沢区富岡西在住の秋庭辰弥さん（44）と吉川敦史さん（46）、中区在住の阿波賀直人さん（24）の３人に感謝状を贈った。
金沢消防署によると、６月７日午後２時40分頃、金沢区富岡西７丁目の住宅で火災が発生した。秋庭さんは、家庭用ホースで初期消火を行い、煙と熱気が充満する建物の中に進入。逃げ遅れていた男性を屋外へ救出した。男性は火傷を負っていたことから、秋庭さんがホースの水で負傷箇所を冷やしていたところ、吉川さん、阿波賀さんが駆けつけ、３人が協力し男性を火災現場から離れた安全な場所に搬送し消防隊に引き渡した。
６月27日には、金沢消防署で秋庭さんと吉川さんに、７月１日に中区の阿波賀さんの勤務先で感謝状贈呈式が行われた。
伊藤署長は「男性は加療中ではあるものの、３人の勇敢な行動が、男性の容態に多大な好影響を及ぼした。感謝申し上げたい」と話した。
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