金沢警察署とヤマグチレッカーは11月12日、災害時における被災車両の撤去に関する協定の締結式を行った。
首都直下型などの大型地震だけでなく、台風や集中豪雨の被害も懸念される昨今。この協定では、大規模災害により道路上などで動けなくなった車両を同社が早期に撤去して、避難路を確保する。金沢警察署の北村正署長は「金沢区は工場地帯がある上、幹線道路も通っており大型車の交通が多いので、協定は心強い。今後も連携を保っていきたい」と話した。
ヤマグチレッカーはトラックやダンプなどの大型車にも対応できる日本有数のレッカー会社。5年前に本社を西区から金沢区鳥浜町に移転した。昨年の台風19号で大規模な被害を受けた福浦・幸浦を見て、「役に立てれば」と、自ら警察署に協力を申し出た。
山口喜久雄代表取締役は「少しでも世の中の役に立てればという思いでやってきた。これからも金沢区だけでなく、市、県全域で協力していきたい」と話した。
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