難病治療中の子どもたちがデザインした塗り絵をもとに、世界に一つだけの靴をつくる「ロシュゆめいろシューズプロジェクト」。このたび、それぞれの靴が完成し、参加した35人の子どもに贈られた。あわせて、プロジェクト全体をまとめた動画も公開した(【URL】https://youtu.be/-xBGHUuHqBU)。
このプロジェクトは、ヘルスケアのグローバルカンパニーであるロシュ・ダイアグノスティックスが、金沢区六浦東でこどもホスピスの建設を進めるNPO法人横浜こどもホスピスプロジェクトを支援する目的で企画。同NPO法人が提携する横浜市立大学附属病院などで難病治療中の子どもたちを対象に9月に塗り絵ワークショップを開催した。その後、子どもたちが自由に色を塗ったオリジナルの靴の型紙デザインをもとに、プロのイラストレーターが「ゆめいろシューズ」に仕上げた。公開された動画では、子どもたちがシューズを手に取る瞬間や実際に履いたところを紹介している。
同NPO法人の田川尚登代表理事は「ワークショップ当日、時間を忘れ、集中して色塗りしている子どもたちの真剣な表情が私たちの心に響きました。新型コロナウイルス感染症が深刻化し一時は開催も危ぶまれましたが、(ロシュには)この取り組みを実現してくださったことに心から感謝申し上げる」とコメントした。
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