フリーエリアのとみおかーと
金沢区の京急富岡駅西側エリアで10月から開始した乗合型移送サービス「とみおかーと」の実証実験で、１月10日から有償実証実験が開始する。利用者はタクシーのように挙手で乗り込み、降車地点を運転手に伝える仕組みだ。価格は路線定期運行が２００円、フリーエリアが３００円（予定）。２月28日までのうち48日間、実施する。
これらの実証実験から運行に関する課題や需要を把握し、本格運行に向けた検証を進め、事業化につなげたい考えだ。
対象エリアは京急線京急富岡駅西側の主に富岡西１〜７丁目。過去２年の実証実験から、利便性を大幅に向上させた。無償実験では、前年に比べ約７倍の人が登録。「行きにくい場所に行けるようになった」「有償でも使いたい」という肯定的な声があった一方で、「路線定期とフリーエリアの車両が見分けにくい」「アプリの使い方がわからない」などの意見もあった。事業主体の京浜急行電鉄は「ぜひ、ご利用いただきたい」と呼びかけている。利用登録は【URL】https://one-mobi.jp/tomio-cartへ。
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