横浜市は3月1日、市内での新型コロナワクチン接種について、当初3月下旬から予定していた個別通知の発送を当面見合わせると発表した。神奈川県が分配調整するファイザー社製のワクチンの供給量が、ごくわずかとなる見込みを受けた措置。集団・個別接種は4月26日週以降の供給量が判明するまで見合わせるとしており、5月以降にずれ込むことになる。=3月3日起稿
4月19日までは県全体でも約2万1450人分
市は2月16日、約93万人いる65歳以上の高齢者に対し、3月下旬から80歳以上、4月上旬に75歳以上、4月中旬に70歳以上および65歳以上と、段階的に接種券を発送する予定と発表していた。
一方で、4月接種のためのワクチン供給量は、3月1日時点の情報として、4月19日の週までに県全体でも44箱にとどまる見込みとなることがわかった。人数にすると約2万1450人分のみで、各市町村に分配する県の調整は未定だが、いずれにしても横浜市分がごくわずかとなることから当初予定は白紙となった。
市は接種について、高齢者施設などの施設接種から開始するとしている。公会堂やスポーツセンターなどを使う集団接種、身近な病院などで行う個別接種は、4月26日の週以降のワクチン供給量が判明するまで実施を見合わせる。
コールセンターを開設
ワクチン接種へ向け、横浜市は市民の問い合わせに応じる専用のコールセンターを開設した。コールセンターはワクチン接種に関し、各年代の接種開始時期や会場など、全般的な相談に応じる。
受付は午前9時〜午後7時まで。土曜日、日曜日や休・祝日も開かれ、日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国語に対応している。市コールセンター【電話】0120・045・070、聴覚障害者用【FAX】050・3588・7191
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