県政報告【7】 金沢区から漁業の発展を 金沢区 県議会議員 大村悠
令和3年第1回定例会で一般質問を行い、「漁業の担い手確保について」取り上げました。
金沢区では、底引き網やアナゴ漁、ノリ養殖などが行われ、「小柴のアナゴ」や「金沢のノリ」は江戸前ブランドとして高く評価されています。
また横浜市漁業協同組合では、地元で水揚げされた魚の直売所や食堂「どんぶりや」の設置、漁港を市民に開放するイベントの開催、地元小学校には給食への食材提供や出前授業なども行っており、横浜市産の魚介類の認知度向上や普及に取り組まれています。しかし、県全体を見渡すと、担い手の減少と高齢化が課題となっています。
そこで、県が今年度新たに開設した「かながわ漁業就業促進センター」では、講義や様々な現場実習、船舶操縦や無線通信の免許が取得できる6か月間の研修を行っています。研修費用は無料で、期間中は国から生活費等への補助もあります。研修修了後は就業先の斡旋、就業後の技術指導を行うなど、新規就業者が漁業を継続できるよう支援しています。
さらに、漁協の皆様にご協力いただき、来年度から県立海洋科学高校で週1回1年間の長期研修が行われます。
漁業を守り、さらに発展させていくため、県行政が積極的に漁業者の皆様に対してサポートしていくとともに、県行政の水産課の体制・機能の強化も求めてまいります。
■その他質問項目▽今後の観光振興▽新型コロナウイルス感染症の情報の効果的な発信▽若年層に対する自殺対策▽今後の金融施策▽鳥獣被害対策▽県営住宅における洪水時の入居者の安全確保
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