磯子区東町在住の真鍋百花さん(横須賀学院高校1年)が今月24日から都内で開かれるJOCジュニアオリンピックカップ第40回全国高等学校空手道選抜大会へ「女子個人形」の種目で出場する。
真鍋さんにとって今回が高校入学後初の全国大会となるが、出場に対する思いは複雑だ。出場を決めた神奈川県予選会では満を持して優勝する心持ちで臨んだもののまさかの3位入賞。決勝への出場が出来なくなったことでかえって肩の力が抜け、緊張せずに3位を決められたという。自己評価を100点満点で80点とし、「全国の舞台では後悔が残らないよういつも通りに鍛錬の成果を発揮し、前回以上の結果を持ち帰りたい」と意気込む。
空手を4歳から始めた真鍋さん。道場では隙がなく鋭い表情で稽古に励む一方で、「普段はおっとりマイペースで、ちょっと天然っぽいところも」とマネジャーは笑う。顧問の佐藤光介教諭は「入学当初は人見知りする性格とコロナ禍で対面での稽古が出来ないという条件が相まり、なかなかコミュニケーションを十分に取れず、互いにペースをなかなか掴めなかった。昨年7月からオンライン稽古に換わって道場での稽古を再開できたことで私や仲間たちと対話する機会も増え、精神的に成長していった。まだまだ達していないところもあるが、伸びしろは十分ある」と評価する。
本番に向け現在は新型コロナウイルス感染に注意を払いながら日々稽古に集中。高校生活初年度のフィナーレをどう飾れるか、注目したい。
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