横浜市こども青少年局では、ひきこもりなどの困難を抱える若者に対し、自立に向けた就労訓練を実施している。その職場の受け入れに協力した企業・団体を対象に3月24日、市長表彰と局長表彰が行われた。
金沢区から1社
3年継続して受け入れを行った(株)ウィンロジ=金沢区鳥浜町=、(株)ファム=中区=、オーケー(株)=西区=、(社福)横浜大陽会特別養護老人ホーム白朋苑=南区=の4団体には、齋藤聖こども青少年局長から表彰状が手渡された。
この取り組みは無職やひきこもり経験のある若者の自立・就労支援を行う「よこはま若者サポートステーション」を通じて実施。2006年度から始まり、今年で15年目を迎えた。
表彰に対して(株)ウィンロジ営業部長の北嶋知也さんは「これからも地域社会での青少年育成を積極的に進めてきたい」と話した。
5年継続は1団体
さらに、5年継続して15人の若者を受け入れた神奈川県中小企業家同友会=中区=には、市長代理の城博俊副市長から、表彰状が手渡された。同友会事務局の山本潤さんは、地域に根差す中小企業の団体だからこそ就労訓練に協力する意義が大きいと話し「新たな雇用を生み出すきっかけや街の活性化にもつながれば」と話した。
表彰式で城副市長は「若者に社会とつながる機会を与えていただき感謝します」と話した。
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