金沢警察署(北村正署長)と富岡西部町内会(斉木教之会長)は5月26日、独立行政法人国際協力機構(JICA)から感謝状を贈呈された。
同町内会は2005年から防犯パトロールを開始し、これまでの活動は累計1100回を超えている。毎月27日の交番の日には交番勤務の警察署員も活動に参加。地域と警察が連携して防犯活動に取り組んでいる。
昨年11月には開発途上国での地域警察活動に役立てる目的で、JICA職員がこのパトロールを視察。視察を受け入れたことが国際協力の促進に貢献したと評価され、今回の感謝状が贈られた。
JICAでは視察時の様子や地域の声などを集約して事業に役立てていく方針で、JICAガバナンス・平和構築部技術顧問の石井孝さんは「途上国では地域住民と警察との間に距離があることが多い。視察で得た情報はきっと役に立つと思う」と評価する。北村署長は感謝状を受けて「署の活動が国際協力に役立つのは有意義なこと。今後もできることをしていきたい」とコメント。斉木会長は「とても励みになる。地域と交番の連携を深めて、安全・安心のまちづくりを続けていきたい」と話した。
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