クラウン(道化師)が劇場で芸を披露するイベント「YOKOHAMAクラウンフェスティバル」が7月3日(土)、横浜にぎわい座野毛シャーレ(中区)で開催される。
世界中のクラウンが集い、クラウン文化を発展させ人々に喜びを与えようと昨年7月31日、ロシアのクラウンたちの呼びかけで「太陽の道化師」と言われたオレグ・ポポフを讃え、生誕90年のこの日を「国際クラウンデー」に制定。同イベントはこれに呼応して今回初開催されるもので、当日の模様はビデオ撮影され、7月31日の国際クラウンデーの日に世界に発信されるという。
同イベント実行委員会の代表を務める大島幹雄さん(67・金沢区富岡西)は横浜で開催する意義として、大道芸文化が根付いていること、クラウンの世界大会である「コメディアーダ」を開催しているウクライナのオデッサが横浜の姉妹都市であることをあげる。
新たな出演機会に
出演するクラウンは、コメディアーダでも世界から高い評価を受けた三雲いおりを筆頭に、Yen Town fools、ふくろこうじ、ななな、ちゅうサン、おっとちゃん、Clown JINチーム、ものまるの8組。テーマは「打倒コロナ」だ。パントマイムや王道のクラウン芸などコミカルなパフォーマンスで観客を笑わせる。
出演者たちは「新型コロナウイルス感染症の流行でエンタメ業界は大きな打撃を受けた。イベントが相次いで中止になるなか、劇場公演など出演機会を作っていくことが必要。第1回目を成功させて、定期的に開催できたら」と意気込む。「こんな時代だからこそ、クラウンを通じて世界中が手を携え、笑いを武器にこの状況を乗り越えていきたい」と大島さん。
午後2時と6時の2回公演。入場料2000円。事前申し込みで、売り切れの場合は当日販売なし。
予約・問合せは(一社)日本エンターテイメント連盟【電話】072・819・7112まで。
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