金沢区・磯子区版 掲載号:2021年7月29日号 エリアトップへ

倒産件数、上半期は大幅減 特別融資、支援金が下支え

経済

掲載号:2021年7月29日号

  • LINE
  • hatena

 帝国データバンク横浜支店がこのほど、上半期の神奈川県内企業倒産集計をまとめ、横浜市内の倒産件数が、上半期としては2002年以降で最少となったことがわかった。コロナ禍という苦境のなか、国や民間金融機関による特別融資などが支えた形だが、今後の経済動向や感染状況次第では、「増加基調にシフトする可能性はある」と同支店は話す。

 同支店のまとめによると、2021年上半期(1月1日〜6月30日)の市内倒産件数は80件で、前年同期比35件減。このうち、新型コロナ関連の倒産は、7月6日現在で44件と半数を占めている。

 市内の倒産件数は、上半期、下半期とも08年のリーマンショック翌年が過去最多。今回、100件を下回るのは02年上半期以来となった。この傾向は県内全体も同様で、倒産件数は上半期として過去20年で最少を記録している。

 コロナ禍でも倒産件数が減少している状況について、同支店は「国などの融資や各種支援金が資金繰りを下支えしている」と説明。コロナ発生以降、日本政策金融公庫や民間金融機関が「実質無利子・無担保融資」、借入返済計画を見直す「特例リスケ支援」などを提供し、倒産抑制に効果を発揮した格好だ。

 さらに、時短営業や休業など、緊急事態宣言やまん延防止措置の影響を大きく受ける飲食店は、各種支援金により踏みとどまっているという。

秋から増加シフトか

 一方で、今後の見通しについて、同支店は「ワクチンの接種が進み始めたが、多くの業種でコロナの影響は続いている」と指摘。毎年資金需要が高まり、倒産件数が増える傾向にある10月〜12月に、増加に転じる可能性があるとする。

 この傾向に加え、「コロナ関連融資の返済が始まっている企業が出てきている」「ワクチン普及で景気が上向いても、売上が追い付かずに資金繰りが限界を迎えるおそれのある企業が少なくない」と要因を列挙。「秋口から年末にかけて資金繰り難に陥る企業が増えるかもしれない」としている。

金沢区・磯子区版のトップニュース最新6

施行後初の危険回避措置

空家条例

施行後初の危険回避措置 社会

磯子区内の2件で

9月23日号

山王台小の菅谷君が優勝

倉敷王将戦県予選

山王台小の菅谷君が優勝 文化

上級生下し、全国大会へ

9月23日号

防潮堤が完成

金沢区護岸工事

防潮堤が完成 社会

19年台風15号で高波被害

9月16日号

生理の貧困 支援の動き

横浜市

生理の貧困 支援の動き 社会

官民連携で無償配布

9月16日号

「停滞、閉塞感打破したい」

「停滞、閉塞感打破したい」 政治

山中新市長に聞く

9月9日号

ゆずファンをおもてなし

ゆずファンをおもてなし 社会

関内に交流拠点オープン

9月9日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 8月26日0:00更新

  • 8月12日0:00更新

  • 6月10日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

横浜エクセレンス観戦チケットプレゼント

WEB限定記事

横浜エクセレンス観戦チケットプレゼント

10月2日、横浜武道館

10月1日~10月2日

金沢区・磯子区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2021年9月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook