7月から8月にかけて各地で行われている全国大会。このコーナーでは、金沢区と磯子区から全国の舞台に挑戦する高校生を紹介する。
自転車競技横浜高校自転車競技部
横浜高校自転車競技部からは、3年生4人が最後のインターハイに臨む。今泉天晴選手がスプリント、大橋泰慧選手がケイリン、生天目隼人選手がスクラッチ、林伶音選手がポイント・レースと個人ロードレースに出場する。
普段から自主練が中心で、練習メニューもそれぞれが自分に合わせて考案している。それぞれが関東大会で上位に入って全国出場を決めたが、レース内容には満足していない。生天目選手は「周りに流されてしまい、自分のペースで走れなかった」と話し、落車に巻き込まれるアクシデントに遭った大橋選手は「全国では最後まで力を出せるようにしたい」と意気込む。
今泉選手は3月の全国選抜大会で7位に終わった経験から「悔しかった。インターハイはもっと上の順位に行きたい」と思いを語る。唯一2種目で出場する林選手は連戦による疲労との向き合い方が鍵となるが、「よく食べて寝て、回復を早められるか。1年生から目標としてきたインターハイで結果を出したい」と話す。
同部は昨年度から部員募集を停止しており、今年度で部としての活動が終了する。最後のインターハイに、4人が全力をぶつける。
レスリング磯子工業高校レスリング部
レスリングで県内屈指の強豪校として、実績を残してきた磯子工業高校。51kg級で大舘一咲選手(3年)、71kg級で浅妻龍司選手(同)、80kg級で清野光佑選手(2年)、125kg級で岩崎和志選手(1年)の4人が全国大会に挑む。
それぞれが県予選で優勝し、勝ち取った全国への切符。初の舞台を前に「びびらずに思い切り前に出たい」と岩崎選手。膝のけがを抱える清野選手は「一回戦に勝って自信をつけたい」とリハビリとトレーニングに励んでいる。
1年次に先輩たちが全国出場する姿を見ていた浅妻選手は「インターハイ出場は夢だったのでうれしい。力を出し切りたい」。部長の大舘選手は「高校でやってきたものを出し切って、少しでも上にいきたい」と言葉に力を込め、集大成として臨む。
バドミントン横浜高校バドミントン部
横浜高校バドミントン部は、ダブルスとシングルスでともにインターハイへ。ダブルスでは桝本悠生選手(3年)と小林翔太選手(2年)、三浦知喜選手(3年)と川端唯人選手(同)の両ペアが全国の舞台に立つ。
県予選では両ペアが決勝で対戦し、新旧キャプテンが組む桝本・小林ペアが優勝、三浦・川端ペアが準優勝のワンツーフィニッシュ。普段からOBなどの大学生らと練習することで技術や気持ちを高めているが、小林選手は「最後は気持ちの強さが出たと思う」と振り返る。
全国大会を目前に控え、三浦・川端ペアは「まずは1回戦を突破したい」と意気込む。シングルスでも出場する桝本選手は「全国でどれだけ通用するか楽しみ。『神奈川が強いぞ』と思わせられるようにできるだけ多く勝ちたい」。神奈川を代表し、上位進出を目指す。
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