磯子工業高校(磯子区森)の鈴木一樹さん(3年)が描いたポスターがこのほど、「かながわ高校生チャレンジボランティアポスター」で最優秀作品に選ばれた。
このポスターは神奈川県が高校生によるボランティア活動の推進を図るために募集したもの。毎年8月をボランティア強化月間として啓発を進め、県内の高校を対象に募集している。今年は県内各地から応募があり、その中から最優秀作品1点、優秀作品2点が選ばれた。
進んで「人助け」を
もともと絵を描くことが好きで、趣味で描いていたという鈴木さん。こうした応募の経験は今までなかったが、担任の遠藤康貴教諭から今回のポスターの話を聞いたことをきっかけに、応募を決めたという。作品はスマートフォンのアプリを使って制作した。階段でおばあさんを助ける様子や募金、横断歩道での旗振りなど、身近でできる人助けの場面を描写。「自分もこうした場面で助けられるようになりたい」という思いを込めたという。
県教育委員会によると、ポスターは県内の図書館などで8月いっぱい掲示される予定。鈴木さんは「見た人に少しでも人助けの思いが芽生えて、迷いなく助ける判断ができる人が増えてほしい」と話した。
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