協力を呼び掛ける磯子署の石田裕也係長
今日９月９日は「救急の日」。金沢、磯子の両消防署では救急需要が増加する中で、救急車の適正利用への協力を呼びかけている。
高齢化が進み、救急出動件数は年々増加。今年の出動件数は８月末までの速報値で横浜市内が13万５５６３件（前年同期比７１８１件増）、金沢区が７４３０件（同２４８件増）、磯子区が６１３７件（同82件増）。新型コロナウイルスの感染が広がる状況での現場対応により、各現場での滞在時間も増加傾向にある。各署で救急隊を増やして対応しているが、中には通院のためのタクシー代わりのような救急要請もあるのが実情だ。
両署の担当者は救急車を呼ぶか迷った時には「救急相談センター（【電話】＃７１１９）」や「救急受診ガイド」の活用を呼びかけ、「活用することで助けられる命もあります。その上でけがや病気の状態から緊急だと感じたら迷わず１１９番通報を」と話している。
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