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充血・目やには危険信号 目の不快感 ドライアイかも 取材協力/かめざわ眼科
日本では約2200万人の患者がいるといわれるドライアイ。地元の複数の小中学校で学校医を務める「かめざわ眼科」=南区別所=の亀澤比呂志院長に話を聞いた。
――ドライアイとは。
「涙の量や質の低下、瞬きの減少で、目の不快な症状や視機能の低下が起こる病気です。目が乾く、疲れる、かすむ、ゴロゴロする、充血・目やになどもよくある症状。原因は加齢、長時間のパソコン作業、車の運転、コンタクトレンズ装用、エアコンによる室内の乾燥などが挙げられます」
――検査・治療は。
「眼科では自覚症状や生活状況を確認し、涙が均一に表面を覆っているか等を診るフルオレセイン染色検査や、涙の量を測る検査をして診断します。
治療は主に点眼薬です。以前は保温と傷を治す働きのあるヒアルロン酸点眼液のみでしたが最近は目の表面の水分と枯液物質ムチンの分泌を促す点眼薬が主流になっています。シリコン製の『涙点プラグ』を挿入する治療法もあります」
――大切なことは。
「ドライアイと症状が似ているが、別の病気の場合もあるので診察・検査はきちんと受けましょう。ドライアイは完治が難しいため、症状を少しずつ改善し、生活や仕事に支障をきたさないようにすることが大切。治療は長期に及ぶ場合が多く、根気が必要です。
日常生活では長時間のパソコン作業を避け、室内の乾燥に注意するなどの配慮を。気になる人は眼科専門医に相談しましょう」
■南区別所3の8の3クリニックビル3F 【電話】045・731・1113平日9時〜12時/14時〜18時 土日9時〜15時 木曜・祝日休み
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中医学で考える春の「気象病」4月18日 |
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