「関東大会は通過点」夏の全国に向け成長を
11月23日に小田原アリーナで開かれた神奈川県中学生選抜ジュニア強化バドミントン大会男子団体で、金沢中学校バドミントン部が優勝し県大会3連覇を果たした。
3年生が抜け新チームで臨んだ今大会のメンバーは2年生5人、1年生3人。顧問の篠原哲教諭はこれまでも意識的に1年生をメンバーに入れ、選手層の厚さを培ってきた。エースの田代隼也さん(2年)が試合の前々日に足をねんざするアクシデントもあったが、全試合を通じて対戦相手に勝利し、力の差を見せつけた。杉山竣部長(同)は「勝って当然というプレッシャーの中、点数をとられないように戦いきちんと結果を残せたのはよかった」と話した。
土日は保護者や社会人の経験者が練習に参加し、指導してくれる一方、平日の練習は部員のみで行うため、質を保つことが課題だという。「平日の練習の厚みを増し、練習で100%を出し続けることで成長ができるはず」と杉山部長は話す。
今夏、神奈川県勢として16年ぶりに全国大会に出場した同部。初戦敗退という悔しい結果に終わったが、県下では頭一つ抜けている。関東大会を通過点と位置づけ、その先に来夏の全国大会ベスト8を見据える。
「応援あってこその勝利」3月の関東大会に照準
神奈川県中学校女子新人ソフトボール大会の決勝戦が11月21日、茅ケ崎市立第一中学校で行われ、金沢中学校が8対1で宮前平中学校を下し優勝した。
夏の県大会も2年主体のチームで優勝した同部。「負けられない」という思いで今大会に臨んだ。「一番苦しんだ」のは瀬谷中戦。初回にエラーが続き1点を先取されてしまう。だが2回裏に部長で4番の黒川優さんがホームランを放ち同点に。その後、逆転し4対1で勝利した。続く3回戦、準決勝、決勝は持ち前の打撃力を発揮し、大差で頂点を手にした。「自主練に付き合ってくれた父や陰で支えてくれた母など、応援してくれる人がいるから優勝できた」と黒川さん。ピッチャーの大溝夏音さんは「優勝できて安心した」と笑顔を見せた。
小学校から男子に交じってソフトボールをしてきた経験者が揃っているだけに、顧問の増田光太郎教諭も「特に試合でポテンシャルの高さを感じる」とそのチーム力を評価する。次の目標は3月の関東選抜大会。「力を出し切って優勝したい」と意気込む。
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