市民の心と身体を守る 横浜市会議員(金沢区) 高橋のりみ
今年度は横浜市議会健康福祉・医療委員会の委員長を拝命し、新型コロナウイルス対策やワクチン接種について議論をしてきました。いよいよ年明けから3回目の接種の受付も始まってきます。
この一年は特に『女性の心と身体』に関して調査・研修し議論を重ねてきました。特に力を入れてきたのは、児童虐待やDV対策支援です。また、県下での10代の人口中絶数が約一千件(2018年度)とその数の多さに驚きました。学校での性教育に関しては学習指導要領と現況での大きな隔たりを感じています。子宮頸がんワクチンは積極的な勧奨を一時中止しておりましたが、昨年11月に積極勧奨が再開されました。20年度の子宮頸がんのり患数は全国で約3万4千人、死亡された方は約2800人という数字でした。この数字には地元の助産師さんら専門家と驚きつつ、『命の大切さ』や『アフターピル』についてなど子宮頸がんや生理に関して正しく知る必要性も訴えております。
そして最近では周囲で帯状疱疹に罹患する方が増えております。調べてみると生涯で約30%の方が罹患している疾患です。発症率は50歳代から上昇して60〜80歳代でピークを迎え、皮膚病だけではなく疼痛を伴うのが特徴です。日本では16年に乾燥弱毒性水疱ワクチンが50歳以上で帯状疱疹の予防で摂取が可能となりました。名古屋市ではすでに接種に補助金がつくようになりましたので、横浜市でも補助の対象となるよう議論を進めていきたいと思います。
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