中区根岸台にある馬の博物館で現在、2つの企画展が行われている。
第2展示室で開催されている「武者絵の世界-人も馬も大あばれ-」では、源平合戦や戦国時代に活躍した武士や馬のエピソード、『三国志』に登場する豪傑らを描いた浮世絵版画を中心に展示し、画面を縦横無尽にあばれ回る人と馬の雄姿を紹介する。
実はちょっと怖い?ユニコーンとペガサス
第3展示室では「ゆめかわ?ちょいこわ?ユニコーンとペガサス」と題したテーマ展を開催中。額に角を持つユニコーンと、背中に生えた翼で空を飛ぶペガサスは、馬に似た姿の想像上のいきものとして知られており、2010年代からの「ゆめかわいい」ブームの中では、頻繁に雑貨や衣類、食品などのモチーフに取り上げられている。
しかし、ユニコーンとペガサスの歴史をさかのぼると「ちょいこわ(少し怖い)」な側面も。同館では「ユニコーンとペガサスを比べながら、どのように描かれてきたのか、かれらにどのような意味が込められてきたのか、展示を通して考えるきっかけになれば」と話している。
展示はどちらも2月13日(日)まで。月・火曜は休館となる。午前11時から午後4時30分まで。入館料大人100円、小中高30円。詳細は馬の博物館【電話】045・662・7581。
|
<PR>
金沢区・磯子区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|