第15回かながわ子ども・子育て支援大賞の表彰式が1月13日に神奈川県庁本庁舎で行われ、磯子区中原でこども食堂を展開するキッズカフェ杉田(久保田顕代表)が奨励賞を受賞した。
この賞は、自主的な子ども・子育て支援活動の活性化と県民総ぐるみの取り組みへの機運醸成を図るため、モデルとなる活動を表彰するもの。久保田代表は「神奈川のモデルとして評価していただき、嬉しく思う」とコメントした。大賞には一般社団法人びじっと・離婚と子ども問題支援センター(中区尾上町)が選ばれた。
キッズカフェ杉田は「食品と絆を届ける」をモットーに2017年4月から子ども食堂を実施してきた。コロナ禍では毎月第4土曜日にカレーライス弁当と食支援、ひとり親家庭などに食品を届けるデリバリー型のフードパントリーなどを継続的に行ってきた。多い時には120食のカレーライス弁当が出るという。また、不定期に文房具などの生活用品支援やサンタクロースがプレゼントを届ける季節行事なども開催し、地域の生活困窮家庭に寄り添う支援を行う。久保田代表は「開設当初に比べ利用者はかなり増え、コロナ禍で支援を必要とする家庭が増えたことを実感している。誰かが手を伸ばさないと前を向いて歩いていけない子どもがいることを知り、それぞれが自分たちにできる支援をしていければ」と話した。
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