金沢区・磯子区版 掲載号:2022年3月3日号 エリアトップへ

横浜市 ヤングケアラー調査へ 支援に向け、実態把握

教育

掲載号:2022年3月3日号

  • LINE
  • hatena

 横浜市は病気や障害のある家族の家事や世話などを担う18歳未満の子ども「ヤングケアラー」の実態把握調査などの費用を2022年度予算に盛り込んだ。ヤングケアラー関連の予算計上は初めて。夏休み前までに調査を実施し、支援の方向性を探る考えだ。

   ◇   ◇

 ヤングケアラーは、本来大人が担うような家事や介護などを日常的に行う子どものこと。ケアの経験を将来に活かす子どもがいる一方で、自分の時間が取れず、学業や就職へ支障が出たり、交友関係が希薄になり孤立してしまうケースもあり、問題となっている。

 厚労省などが20年度に行った調査によると、中学生の約17人に一人という結果が報告されており、国では支援を強化。この動きを受け、横浜市でも実態調査を進める。

 調査は市立小学校5年生、中学校2年生、高校2年生の6万人弱を対象に、夏休み前までに実施予定。GIGA端末などを使い、国の調査と合わせた基本的質問に加え、当事者がどのような支援を望んでいるか自由記述する欄も設ける。市は「子どもが自分の時間を持つことは大切。結果をもとに求められる支援を行いたい」とする。

 市内鶴見区でヤングケアラーやその家族を支援する(一社)Omoshiroの勝呂ちひろさんは、自治体が調査に乗り出すことについて「見つけようとしないと見つからない子どもたち。まずは数字を把握することで必要なアプローチができる」と期待する。

当事者も自覚なし

 一方でヤングケアラーという言葉の認知が低いことも課題だ。勝呂さんは「当事者にとっては日常なので自覚がなかったり、周囲の人が受け入れる環境でないとSOSが出せない」と説明。支援につなげるためにも「子どもには手助けされる権利があって相談していいと伝えることが必要」と訴える。そのために市は、調査と共に当事者や市民向けリーフレット発行などで啓発を図る。市は「日本は家族のことは家族でという意識が根強いが、人によって限度が違う。辛い時は吐き出していいと思えるよう取組を進めたい」とした。

金沢区・磯子区版のローカルニュース最新6

日本代表も次世代育成も

デフビーチバレー

日本代表も次世代育成も スポーツ

金沢区町屋町在住 竹村徳比古さん

6月23日号

高校生で世界の舞台へ

女子ラグビー

高校生で世界の舞台へ スポーツ

金沢区 関東六浦高 松村美咲さん

6月23日号

ランク1位 世界で活躍

スケートボード

ランク1位 世界で活躍 スポーツ

磯子区汐見台在住 土田美玲さん

6月23日号

全国常連のさらに上へ

バドミントン

全国常連のさらに上へ スポーツ

金沢区 横浜高校

6月23日号

2年連続県3位に

野球

2年連続県3位に スポーツ

南横浜ハーバーレディース

6月23日号

日本対仏をライブ観戦

男子ラグビー

日本対仏をライブ観戦 スポーツ

7月2日 中区会場で

6月23日号

参院選神奈川立候補予定者アンケ

神奈川県選挙区の立候補予定者にアンケートを実施。回答を政治の村サイトで公開中

https://seijinomura.townnews.co.jp/election/2022/sangiin-q.html

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 6月23日0:00更新

  • 6月16日0:00更新

  • 6月2日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

子どもに寄り添って

子どもに寄り添って

金沢区で7月に講座

7月4日~7月25日

金沢区・磯子区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

金沢区・磯子区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2022年6月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook