磯子区民文化センター杉田劇場はこのほど、ドローンで撮影した動画「空から見るISOGO―Drone in my city」を制作。ホームページやYouTubeチャンネルで公開している。
これは美術・音楽・演劇の各ジャンルで、障害のある人もない人も一緒に楽しさや感動を分かち合う「杉劇アートdeにこにこプロジェクト」の一環。その中の「地元発掘映像交流プロジェクト」として、3年かけて磯子の地域を題材にした映像作品を制作していく。今回は岡村天満宮にスポットを当て、ドローンによる空撮を中心に作り上げた。
ドローン第一人者が撮影
映像を撮影したのは、ディスレクシア(識字障害)があるドローンパイロットの高梨智樹さん(スカイジョブ合同会社)。国内大会優勝、世界大会出場の実績がある第一人者に、杉田劇場からオファーした。また、横浜市18区の魅力をキャラクターを通して伝える「Yocco18」も協力し、磯子区のキャラクター・屏風浦しおみが登場し、映像に合わせた解説を行っている。
動画の冒頭では岡村地区の簡単な説明があり、上空から見た岡村天満宮周辺の映像から始まる。その後、参道から境内を巡り、神楽殿、アーティスト・ゆずの壁画、境内に植えられた梅の木などをドローンで写し、普段とは違った視点の映像を見ることができる。
同館の中村牧館長は「高梨さんの力を借りてできた動画。今までは知らなかったまちの魅力に気づくきっかけになれば」と話している。
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