金沢区・磯子区版 掲載号:2022年4月28日号 エリアトップへ

ラオスの織物や文化を伝える「PaTu」(パトゥ)の代表を務める 相馬 淳子さん 金沢区柴町在住 53歳

掲載号:2022年4月28日号

  • LINE
  • hatena

”縁の糸”が織りなす人生

 ○…ラオス語で「扉」を意味する「PaTu」を立ち上げ、現地の織物や文化を伝える販売会を不定期で開催する。ラオスの織物は国内では買い手が少なく、その生活の苦しさから離職する作り手も少なくない。「織る人がいなくなれば、伝統も消える。ラオスの作り手と日本を繋ぐパイプ役として、出来ることを続けていきたい」と話す。

 ○…初めて織物の美しさに魅了されたのは20年以上前、夫の仕事の関係でガーナに滞在していた時だった。以来、各国の織物に触れる中で「いつか織物文化を学びたい」という想いが膨らんでいった。2016年、人の縁が重なり導かれるようにラオスに移住し、織物文化を学び始めた。丁度、長女が大学生、次女が留学するタイミングで、「行くなら今しかない」と小学生だった末っ子を連れて海を渡った。

 ○…当初は1年のつもりだったが、学びきれないと19年まで首都ビエンチャンに滞在。NPO法人の運営する図書館や学校で、元中学校の理科教員の知識を生かした実験教室などを行いながら、織物の学校兼工房で勉強を続けた。「想像を超える子どもの能力に驚くことが多く、刺激的な活動だった」。植物や昆虫で天然染色した糸を使い手織りするラオス伝統の織物で、成人式を迎える娘に着物の帯を織ったことはいい思い出だ。

 ○…「こんなに長く、織物と関わるとは思わなかった」と感慨深げ。現地の工房の職人にアンケートをとった結果、全員が「伝統的な織物を残したい」と回答してくれたことも、活動を始める原動力となった。「それなら、私は皆が作った織物が世に出ていく”扉”の役割をしよう」と現在の活動に力を注ぐ。様々な人との縁が糸のように合わさり、人生という織物を彩っていく。

金沢区・磯子区版の人物風土記最新6

海老名 優(まさる)さん

横浜高校バドミントン部の顧問で、アニメ『ラブオールプレー』の製作に協力している

海老名 優(まさる)さん

金沢区能見台通在勤 65歳

6月23日号

村瀬 勝巳さん

磯子区歯科医師会の会長を務め、歯や口の健康づくりに取り組む

村瀬 勝巳さん

磯子区洋光台在住 57歳

6月16日号

三上 碧衣(あおい)さん

プロバスケチーム「横浜エクセレンス」のチアダンスアカデミーで講師を務める

三上 碧衣(あおい)さん

金沢総合高校出身 26歳

6月9日号

中山 真一さん

4月から磯子区青少年指導員協議会の会長を務める

中山 真一さん

磯子区杉田在住 61歳

6月2日号

山口 武夫さん

金沢区美術協会の会長を務める

山口 武夫さん

金沢区富岡西在住 83歳

5月26日号

高岡 俊之さん

4月1日に神奈川県弁護士会会長に就任した

高岡 俊之さん

横浜市在住 60歳

5月19日号

参院選神奈川立候補予定者アンケ

神奈川県選挙区の立候補予定者にアンケートを実施。回答を政治の村サイトで公開中

https://seijinomura.townnews.co.jp/election/2022/sangiin-q.html

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 6月23日0:00更新

  • 6月16日0:00更新

  • 6月2日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

子どもに寄り添って

子どもに寄り添って

金沢区で7月に講座

7月4日~7月25日

金沢区・磯子区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

金沢区・磯子区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2022年6月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook