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中医学で健康な毎日を 「起立性調節障害」は病気?
朝、起きることができない子供は「怠け」「サボり」と思われがちですが、それは「起立性調節障害」かもしれません。
子どもに多い起立性調節障害は、自律神経系の異常で循環器系の調節が乱れる病気と言われています。起立時に立ちくらみ・めまい・頭痛、気分が悪い、倦怠感、さらに腹痛、食欲不振、朝起きられない、夜寝つけないなど症状は様々です。
これらの不定愁訴を中医学的にみると、先ずは「ききょ(気虚)」が原因であると考えることができます。
気虚は簡単にいうと活動エネルギーの不足。もともと元気のない人や、疲れ過ぎて気を消耗すると気虚になりますが、日頃から胃腸が弱く、湿度やストレス、お腹を冷やす食習慣などで「ひ(脾)のうんか(運化)作用(食事からき・(気・)けつ・しんえき(血・津液)を作る力)」が弱まり、栄養を十分に吸収できずに気虚になって行く場合もあります。
気が足りないと食欲もおきず、血も不足して流れなくなるという悪循環に陥ってしまいます。
西洋医学には気虚という概念はなく、改善法も確立していません。「起立性調節障害?」と思ったら、まずは胃腸の調子を整え気の充実を図りましょう。漢方では、脾の運化を助けるほきけんぴやく(補気健脾薬)は欠かせません。気虚の原因も様々ですから、先ずはご相談下さい。
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中医学で考える春の「気象病」4月18日 |
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