金沢区六浦南在住の熊倉佑さん(39)が6月19日、富山県で開かれた全国社会人クラブバドミントン大会に出場。南区在住の川原あず沙さん(33)とのペアで、混合ダブルス合算70歳以上の部で優勝した。2人は前回大会の同60歳以上の部を制しており、同一大会での連覇を成し遂げた。
(公財)日本バドミントン協会と日本社会人クラブバドミントン連盟が主催する同大会。全国各地の社会人クラブに所属する選手がエントリーし、年齢や性別などに応じた部門に分かれて優勝を争う。
熊倉さんと川原さんは、神奈川県内各地の選手が集まるクラブ「LUCKY」に所属。県バドミントン連盟の推薦を受け、混合ダブルス合算70歳以上の部に出場した。
自分との戦い制す
2人は3年前の前回大会に、混合ダブルス合算60歳以上の部で出場して優勝。2年間、大会が中止だったため、部門は変わったが前回王者として連覇に挑む形になった。熊倉さんは「相手どうこうより、自分たちの力を発揮できるかどうか。前回優勝ペアとして見られるプレッシャーとの戦いだった」と振り返る。
重圧を感じる中でも、「気を抜かずにやり切ろうと2人で話して臨んだ」と川原さん。その言葉の通り、2人は初戦から集中して1ゲームも落とさずに勝利。続く準決勝、決勝も2ゲーム連取のストレート勝ちで優勝を飾った。熊倉さんは「前回は喜びが強かったけど、今回は終わってほっとした」と話す。
熊倉さんは社会人になってから本格的に競技を始め、競技歴は20年近く。現在はラケットメーカーの「カラカルジャパン」が個人スポンサーとなり、県内のリーグや全国各地の大会に挑んでいる。「年々モチベーションがあがり、負けたくない気持ちが強くなる」と熊倉さん。今後は同大会での3連覇などを目標に練習に励んでいく。
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