第一生命保険株式会社横浜総合支社(井上聡支社長)は7月20日、横浜市磯子区社会福祉協議会(小宮山滋会長)と地域における見守り活動に関する協定を締結した。
協定は地域住民の福祉向上を図り、誰もが安心して暮らし続けられる社会を目指して結ばれたもの。今後は同支社の杉田営業オフィスの従業員が日頃の業務で接する高齢者や子育て世帯の様子を見守り、健康や身の回りの状況などに気がかりな点などがあった場合に、同協議会に相談して必要な支援につなげていく。小宮山会長は「民生委員や住民らの見守りだけでは限度がある。地域に根差した事業所と連携し、くまなく目が届くようになれば」と話した。
また、同支社は金沢警察署(小澤伸一署長)とも今年1月、地域安全に関する協定を結んだ。延期になっていた締結式を7月27日に実施。相互連携と協働による活動を行うことで、特殊詐欺などの犯罪被害防止や、交通事故防止を図ることを目的とする。「皆さまの力を借りてより一層地域の安全につとめていきたい」と小澤署長。同支社金沢営業オフィスの従業員が手作りした特殊詐欺への注意喚起のチラシを配りながら日々の業務で声をかけているという。
両区での連携に対して井上支社長は「地域に生かされている民間企業ととして、皆様と一緒に地域課題を解消するのは使命だと思う」と話した。
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