（左から）蔵屋さんとリウ・ディンさん
３月15日に開幕する「第８回横浜トリエンナーレ」の見どころや開催概要などが１月17日、発表された。
全体テーマは「野草：いま、ここで生きてる」。中国・北京を拠点に国際的に活躍するリウ・ディンさんとキャロル・インホワ・ルーさんをアーティスティック・ディレクターに迎え、テーマと同タイトルの国際展を横浜美術館ほか全５会場で開催する。タイトルは中国の小説家・魯迅の詩集『野草』に由来。多様な国や地域のアーティスト67組（17日現在）が参加し、魯迅の時代を出発点に、今日の息苦しさを生むもととなった１００年の出来事を辿る。また、街に広がる展示として「アートもりもり！」の名称で、地域の文化・芸術拠点が多彩な展示を展開する。
さらに子どもやアートビギナーも安心のプログラムを多数用意。横浜トリエンナーレ組織委員会総合ディレクターで、横浜美術館の蔵屋美香館長は「『現代アートの良質の入門編となる』という目標に丁寧に立ち返り、様々な方のアートとの出会いをサポートしていきたい」と話す。
チケットはＨＰ（【URL】https://www.yokohamatriennale.jp/）から購入できる。問い合わせはハローダイヤル【電話】０５０・５５４１・８６００。
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