はまぎんこども宇宙科学館(磯子区洋光台)とローソンはJAXAの協力を得て、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の金井宣茂宇宙飛行士との交信イベントを1月8日に同館で開催した。当日は同館を午後7時30分から無料開放。プラネタリウムで行われた交信イベントには抽選で招待された約180人の親子連れが参加した。
プラネタリウムのスクリーンに金井さんの姿が映し出されると、会場からは歓声が。5人の子どもが登壇し、それぞれ金井さんに質問を投げかけた。「宇宙飛行士になるには今、何をしておけばいいですか?」との問いには、「チームワークが大切なので、仲間を大切にしてください」とメッセージを送った。また、「宇宙でびっくりしたことは?」と聞くと「びっくりするほど地球と同じように過ごしている」と回答。食事、トイレ、着替え、歯磨きなど人間の生活は変わらないと感じたと話した。
ローソンは現在、看板商品である「からあげクン」の宇宙食開発を進めており、2020年に「宇宙日本食」としての認証を目指している。イベントの進行役を務めた同社の竹増貞信社長が「どんな宇宙食があったら楽しいと思いますか?」と質問すると「いろんな味があると良いですね」と答えた。交信は約20分間行われた。
金井さんはISSで昨年12月から活動しており、約6か月間、滞在する予定。「健康長寿のヒントは宇宙にある」をミッションテーマに、化学実験や医学実験に取り組む。
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