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言葉でつながる心地よさ エスペラントよこはま 設立50年

文化

公開:2018年4月26日

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エスペラント語の教科書などを持ち笑顔の土居さん
エスペラント語の教科書などを持ち笑顔の土居さん

 世界で広く使われる人工言語「エスぺラント語」を知っているだろうか。19世紀後半にポーランド人のザメンホフらが創造。共通の言語を持たない人が意思伝達するために使う言葉として知られ、世界で100〜200万人が使用するといわれる。

金沢区に事務局

 横浜でこの言語の普及活動を行うのがNPO法人「エスペラントよこはま」。1968年に前身の「横浜エスぺラント会」が設立し、50年。3年前にNPO化してからは金沢区西柴に事務局を置く。会員は約60人。毎月配布する会報は508号を数える。春と秋にかながわ県民センター(神奈川区)で講習会を開くなど、言語の普及を図る。

 柔らかい響きと規則性のある語尾に特徴があり、名詞が「o」、形容詞が「a」、副詞が「e」など、語尾で品詞が決まる。設立時からの会員で事務局長の土居敬和(どいひろかず)さん(75)は「一つの単語の語尾を変えるだけという覚えやすさがある」と話す。

 毎年世界大会が開かれ、世界中の”エスペランティスト”が2千人以上集まり、交流する。言葉が通じることで争いをなくし、平和を目指して創造されたエスぺラント語。国や人種を超え、一つの言語で世界の人々とつながることを土居さんは「心地よい」という。

1日から写真展

 世界大会や活動の様子などを展示する「国際交流写真展」が5月1日(火)から7日(月)まで、クイーンズスクエア横浜(西区)みなとみらいギャラリーCで開催される。午前11時(初日午後1時)〜午後7時(最終日3時)。入場無料。問い合わせはメール(info@esperanto.yokohama)。

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