国土交通省関東地方整備局横浜国道事務所は7月22日、横須賀市リサイクルプラザで国道357号の八景島―夏島間(約2・3Km)の着工式を実施した。
国道357号は、千葉から東京都内の湾岸部を経て横須賀市に至る長さ約80Kmの道路。現在、終点となっている横浜八景島から横須賀市夏島町までの区間は、1988年に都市計画決定されたまま、未整備の状態が続いていた。
計画区間のうち、八景島から横須賀市側までは海上を通るルートとなっているが、工事に着手するのは日産追浜工場と追浜公園の間にある「夏島交差点」周辺。約30年間棚上げになっていた計画が、既存道路の改良工事から進められる形となる。
同区間では、南北を結ぶ国道16号が唯一の幹線道路であるため、慢性的な渋滞が発生している。同事務所は、357号線八景島―夏島間の整備で、より人の交流が活発となり、物流の効率化や観光産業の振興が図られ、地域経済の活性化につながることが期待されるとしている。
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