県優良小売店舗表彰で表彰された本格ドイツソーセージ・ハム店「ブルスト」オーナー 渡邊 晃久さん 金沢区釜利谷東在勤 48歳
ソーセージでつなぐ地域の輪
○…2018年度の神奈川県優良小売店舗に選定された。「これまで頑張ってきたことがこのような形となりうれしい」と笑顔を見せる。小さい子どもから年配の人まで誰もが食べやすい商品を常時約30種類店舗に揃える。「お客様がワクワクしてもらえるような店舗が理想です」
○…葉山町出身。動物について勉強したいと北海道の畜産系大学に進学。大学で受けたソーセージ作りの授業がその後の人生を決めた。「パリッ、ジュワッとした出来たてのソーセージが本当においしくて」。卒業後、北海道の食品メーカーに就職し希望するハム、ソーセージを製造する道へ。ただ、「充実していたけど、一から自分で作ってみたいという思いが強くなった」。本場・ドイツへ修行に行き、マイスターから技術やモノづくりの心得を習得。現在の基礎となっている。
○…28歳で前オーナーが経営していたブルストに。4年前から店を運営する。「地域の発展が店の発展にもつながる」との思いから、3年前には地元の椎茸とコラボした商品を販売。週末には金沢区内のドイツパン店や追浜のコーヒー店の商品が並ぶ。「セットで食べてもらえればさらにおいしくなると思って」。店内にはビールも。「色々な店の味を知ってもらうことで各商店の発展につながる」。地元との連携にも積極的だ。
○…趣味はバイクいじり。「忙しくてあまりできていないんだけど」。今年の夏には中学生の長男と葉山でカヤックに挑戦。シュノーケリングで海に潜り自然を満喫しリフレッシュした。「そうは言っても頭の中はいつも新商品や店のことでいっぱいですね」。これからも「ブルストに来たら、楽しかった」と言ってもらえるような店にしていくことが目標だ。
|
<PR>
|
<PR>