関東学院大学の学生が考案した「金沢区オリジナルラーメン」が麺屋庄太(六浦)で4月30日(火)まで限定販売されている。京急電鉄が企画したもので、京急沿線の地域活性を目的とした取り組み「かなざわ八携協定」の一環。
金沢区のオリジナルラーメン構想は、京急電鉄が年1回行っている、自治体や地元企業などとの「異業種意見交換会」で出たアイディア。京急電鉄が関東学院大学に学生のアイディア考案を依頼し実現に向け始動した。
同大学によると、昨年7月に学生を対象にアイディアを募集。11月に書類審査を通過した4グループよるプレゼンテーションが開かれ、大沢汐音さん(3年)が考案した「海香る 金沢海苔のりラーメン」=写真右=が選ばれた。
海苔から出汁
約40年前まで金沢区の沿岸には大規模な海苔の養殖場があったことから、大沢さんは海苔から出汁をとることを提案した。さらに、スープにライスと薬味を入れて茶漬けにして食べられるセットメニューを考案した。「2度楽しめるメニューにしたかった」と大沢さんは説明する。
学生に人気店が監修
オリジナルラーメンは、関東学院大学の近くに店舗を構え、学生にも人気の「麺屋庄太 六浦店」と「関東学院大学食堂部」から監修を受け商品化された。ラーメンに使われている海苔やアサリは金沢区産を使用している。
同店の泉屋将道店長は「口の中にのりの風味が広がるのが特長で、誰でも食べやすいラーメン」と話す。
オリジナルラーメンは、麵屋庄太六浦店で4月30日(火)まで期間限定で販売されている。価格は1100円(税込)。また、金沢八景キャンパスの食堂でも販売される。価格は未定で5月ごろを予定。
「今回の商品化は多くの方の協力でできたこと。皆さんに感謝したい。また一人でも多くの方に食べてもらいたい。ぜひお茶漬けも味わってほしい」と大沢さん。
このオリジナルラーメンは、2014年から締結している「かなざわ八携協定」の取り組みの一環。京急電鉄や関東学院、金沢区区役所などの八者が金沢区のまちを盛り上げ、魅力を内外に発信していくもの。金沢区制70周年記念事業にも認定されている。
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