金沢警察署(宮崎哲也署長)は4月23日、振り込め詐欺の被害を未然に防いだとして、みずほ銀行金沢文庫支店お客様サービス課の齊藤あかねさんに感謝状を贈呈した。
齊藤さんは3月11日、あわてた様子で銀行を訪れた区内在住の80代女性に声をかけた。詳しく話を聞いてみると「息子が横浜駅のトイレで携帯を落として大変なので、200万円くらい引き落としたい」とのこと。詐欺の可能性が高いと判断し、同僚に警察署への連絡を依頼し、被害を未然に防いだ。80代女性は「すんなり現金を引き出すことができたら、そのまま盗られていたと思う」と非常に感謝していたという。
新元号便乗の詐欺も
「元号が変わるため、キャッシュカードが使えなくなる」と新元号に便乗する詐欺の手口も神奈川県内で4件確認されている。金沢区内でも「現行のキャッシュカードが使えなくなる」といい、カード情報などを聞き出す類似の手口が今年に入り2件、報告されている。同署の担当者は「電話でお金の話や医療費の還付金の話をするのは、100%詐欺。『留守番電話設定にする』『息子らに確認の電話をする』などし、十分に注意していただきたい」と呼びかける。
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