磯子公会堂集会室で1月22日、掘割川の魅力を考える集いが行われた。
催しは、明治や昭和の石積護岸が残っている掘割川が昨年11月、土木学会選奨の土木遺産に認定されたことを記念して実施された。
当日は、河川を管理する県横浜川崎治水事務所の近藤芳人所長や、坂本連区長、掘割川魅力づくり実行委員会の安室昌治委員長らが出席し、認定書を受け取った。 近藤所長は「掘割川には長い歴史があり、多くの方々の尽力があったからこそ、今回の認定がある。みなさんと喜びを分かち合いたい」と挨拶した。
式典後には、川の今と昔について語るトークショーや16㎜映像の上映会、専門家が河川の今後について話し合う意見交換会なども行われ、会場を訪れた人たちは掘割川の魅力を再発見していた。
平成22年度に土木学会選奨を受けた土木遺産は、国内26ヵ所、台湾1ヶ所の合計27ヵ所ある。県内では、今回の掘割川のほか、相模原市と座間市にまたがる相模野基線が今年度の認定を受けている。
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