磯子スポーツセンターの新しい所長に就任した 堀川 修二さん 金沢区在住 45歳
”古巣”で新たなスタートへ
○…市民・区民の生涯スポーツ振興を支える磯子スポーツセンターの新所長に、4月1日付で就任した。「健康な方はさらに健康に、ご高齢の方は介護を必要としない体づくりの手伝いをしていくような拠点にしていきたい。あとは、施設のPR。例えば、区内の公園でのウォーキング教室の実施など、こちらから外に出ていくようなことも考えていきたい」。静かな語り口も、新たなスポセン像への思いは熱い。
○…初の所長職。磯子スポーツセンターで働くのは、社会人1年目に配属となって以来、15年ぶり2度目。当時は、指導員として、多くの区民と一緒に体を動かし、汗を流した。「そのとき指導していた利用者さんが、今でもたくさん通っていらっしゃいます。今回は『初めまして』というよりも、『ただいま』という感じですね」と、頬を緩める。
○…野球をやっていた兄の影響で、小学1年生から野球を始め、高校3年の夏までプロをめざして野球漬けの毎日を過ごした。高校卒業後、体育教諭へと将来の目標を定め、兄が進学していた日本体育大学へ。教員採用をめざしたが、折しも県立高校100校計画終了時期に当たってしまい、採用枠が0に。途方に暮れていたとき、兄が就職していた(財)横浜市体育協会職員という道を見つける。その兄は数年前から、金沢スポセンの所長を務めている。「改めて振り返ってみると、兄の影響が大きかったんですね」と、苦笑いしながらも、いまでも良き相談相手として信頼を置く。
○…金沢区出身。今は実家の近所に、妻、高校3年の娘、双子の中学3年の息子、娘と5人で暮らす。趣味のサイクリングでは昨年夏、息子と2人で沼津まで足を伸ばし、往復した。「あまりの猛暑で、何度も脱水症状になりました。今では笑い話ですけどね」と爽やかな笑顔を見せる。座右の銘「初心忘れるべからず」の姿勢で、古巣磯子での活躍をめざす日々だ。
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