議会報告民主党市議団 防災政策プロジェクトチーム立ち上げる 民主党 中尾ともかず
横浜会第２回定例会が５月17日から31日に開催されました。４月の統一地方選挙後初の議会であり、初日には所属委員会など議会の人事を決定しました。更に、３月の東日本大地震を受けて林市長より「今後の市政運営における総合的な震災対策の考え方」の説明が行われました。
新たに所属することになった「こども青少年・教育委員会」では、学校給食食材の調達などに関して保護者の皆さんから不安の声が寄せられ、委員会で私から『保護者の皆さんの不安に対して、横浜市として安全であると言い切れるだけの主体的な取組みを行っているのかがポイントである。一日も早く計測機器を整備し、横浜市としてどのような体制で計測していくのかを検討すること。特に市内産の食材については横浜市が責任をもって検査することが必要である』と意見を述べました。
その後、６月１日には、横浜市として「市内の放射線量の測定について」の考え方をまとめ、放射線対策部を新たに設置し、これまで横浜市が実施してきた大気、水道水に加え、新たに「地表近くの大気（小学校・中学校・保育園）、小学校における給食材料・中央卸売市場・南部市場での食材サンプル調査を実施することにしました。６月14日には市内・18区で小学校校庭の放射線量を測定し、文部科学省の基準（年間１ミリシーベルト以下）を下回ったという結果報告を受けております。
現在、民主党横浜市会議員団では、『防災政策プロジェクトチーム』を立ち上げ、横浜市として推進すべき政策や国に対して進言すべき施策を策定する作業に着手、防災計画見直しや物資補給路確保などに関して議論しています。皆さんからも様々なご提言をお寄せいただき、プロジェクトチームでの議論の参考にさせていただければと思います。
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