市立屏風浦小学校(粉川浩一校長)で7月7日、救急救命法の講習会が開催された。
子どもたちが学校を離れ、海や山などへ出かける機会が多くなる夏休みを前に、保護者たちに救急救命法を身に付けてもらおうと、同校PTA(小島剛会長)が毎年この時期に実施している。
今回は、児童の親など25人が参加。はじめに教本で救急救命方法を学んだ後、専用のダミー人形を使って心肺蘇生法やAEDの使い方、人工呼吸法などを体験した。
参加者たちは「大丈夫ですか」と声をかけて意識の有無を確認したり、模擬AEDからパットを取り出して取り付ける際のポイントなどを学習。指導する磯子消防署の職員からは「手順は一つひとつ声を出しながら確認してください」や「周りの人に119番への通報やAED運搬を頼む際は、誰かやってくださいではなく、特定の1人を指定して指示を出して」、「心臓マッサージは、思っている以上に強く深く押す」など、様々なアドバイスが飛び交っていた。
同校ではこれまで、講習会を4回実施しており、のべ150人が修了証を取得している。
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