岡村の久良岐能舞台で7月15日、能楽入門講座「あなたが能舞台に立つ日」が行われた。
この講座は、同舞台の自主事業である、能のある暮らしシリーズの一環として実施されたもの。
当日は、区民など約20人が参加。能楽師で岡村在住の山井綱雄氏が、講師を務めた。
山井氏は最初に、「よく能の踊りと表現されるが、踊りではなく舞うが正しい。舞うは、大地や床への意識が高く、大地から決して足を離さないすり足が基本となる能には、舞うという言葉を使うほうがしっくりくる」と、踊りと舞いの違いについて説明。その後、参加者たちは、能の基礎となる扇の持ち方や手の握り方、姿勢、すり足での足の運び方などについて、実際に体を動かしながら練習を重ねていた。
参加者たちは講座で様々な練習を行い、10月に開催される久良岐まつりで、その成果を発表する予定になっている。
同舞台の担当者は「講座は途中からでも参加できます。能に関心のある方、舞台に上がってみたい方などは、ぜひご参加ください」と話している。
講座の日程や参加費など、詳細については、久良岐能舞台【電話】045・761・3854まで。
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