横浜市が行っている、横浜子育てサポートシステム。その磯子区支部の事務局機能が12月1日、区社会福祉協議会から区地域子育て支援拠点いそピヨに移管された。今後は、子育てに関して市や区が行っている相談や情報提供、サービスといった支援策の多くを、いそピヨ1ヵ所で受けることができるようになる。
今回、いそピヨが事務局機能を担うのは、市が市社協に委託して実施している横浜子育てサポートシステムという事業。これは、地域の中で子どもを預けたり預かったりすることで人と人とのつながりを広げ、地域ぐるみでの子育て支援をめざすもの。事務局は、子どもを預かってほしい人と預かることができる人、それぞれの希望日時や要望の聞き取りと調整、当事者同士の事前打ち合わせへの同席やサポートなどを担う。
市では、各区で子育て支援拠点の整備が進んでいることを受けて、これまで区社協などが担っていた事務局機能を支援拠点に統合し、子育て支援の一元化を進めている。今回のいそピヨへの移管も、その方向性に沿ったもの。
ただ、事務局機能の移管は支援拠点設立から5年後という区が多い中、設立から2年で移管となったのは、利便性を考えて一元化を早くすすめるべきという、区の強い意向があったようだ。
いそピヨでは移管計画が本格的に動き出した今年1月から準備を進め、今回、常勤非常勤合わせスタッフ4人体制で業務を開始した。責任者は「地域の子育て支援のため、一生懸命に取り組んでいく」と話した。
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