7つの自治会町内会と1つの商店街で組織される滝頭・磯子まちづくり協議会(安室昌治会長)が11月27日、滝頭地区ケアプラザで臨時総会を開き、地域まちづくりルールを承認した。
総会には、協議会委員29人のほか、地域住民、横浜市と磯子区の担当者が出席し、全会一致で採択した。ルールは即日適用されるが、市長による認定は来年3月ごろとなる見通しだ。
今回、承認された地域まちづくりルールでは、地域住民が互いに配慮し助けあいながら、安全安心で快適に暮らしていくことを目的に、住民などが守るべき決まりごとを定めている。
具体的には、角地の隅切り設置や壁面の敷地境界から最低0・5m後退、敷地分割の際は1区画100平方メートル以上とすること、共同住宅を建設する場合はワンルームタイプ以外を推奨することなどが含まれている。また、道路や月極駐車場周辺の緑化推進や自治会への加入協力なども定めている。
ルールに強制力はないが、違反者に対しては、協議会が事実の公表を行えるほか、市が市長名で是正勧告することも可能となる。
安室会長は取材に対し「7年越しでやっとルールができた。地域のよりよい住環境づくりに向け、ルールが地域に広く認識され定着するよう、協議会として努力していく」と語った。
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