子供たちの未来に
年の初めに当たり、今年こそは明るい一年になることを祈るばかりです。
昨年は大震災に際し、世界が絶賛した日本人の助け合いや団結心など、絆を再確認した年でした。略奪や暴動もなく黙々と復旧に努める被災者やボランティアの姿を見て、この国に生まれてよかったと考えるのは私だけではないと思います。
これも日本人が受け継いできた武士道精神や礼節を重んじる伝統文化に根差しているものと思います。世代を越えて同じ思いを共有する中で、日本人が大切に守るべき文化が育まれ、社会に一体感が生まれます。
我が国の伝統文化や童謡・唱歌は、日本人の共通項とも言えるかけがえのない財産であり、大切に守り続けなければなりません。子供たちが伝統文化について学び、触れ、その大切さを知ることは、心の豊かさや優しさを育み、物を粗末にしない心を養うことにつながります。
しかし、学校で童謡・唱歌を学ぶ機会は十分でなく、親子、祖父母と孫の間で共に歌える歌がありません。共に歌えることは家族の絆にとって大切であり、子供たちを健全に育むためにも意味があると考えます。
今年こそ、世代を超えた絆ができる社会を築きたいと思います。
確かな学力の向上1月26日号 |
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神奈川県予算に対する要望1月12日号 |
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