磯子・海の見える公園を中心に親子体験農業や緑化活動に取り組んでいる「めっちゃどろクラブ」(荒木信行代表)がこのほど、横浜環境活動賞を受賞した。2月4日に市教育文化ホールで行われる式典で表彰される。
めっちゃどろクラブは、市の生涯学習コーディネーター養成講座で「食と緑と子どもたち」をテーマに発表を行ったメンバー6人が、その研究テーマを具現化していこうと、2007年に設立した。
磯子・海の見える公園内にある畑での土づくりから収穫までを行う親子体験農業教室をはじめ、収穫した野菜などを使っての料理講座や地産地消勉強会、虫取りといった昆虫観察会などを実施。自然に触れることが難しくなっている地域の子どもたちに、体験や学習を通じて自然や生物多様性などについて学んでもらい、その大切さを未来へと継承してもらうことを目的に活動している。
受賞決定を受け、荒木代表は取材に対し、「嬉しいというよりも、私たちの活動の趣旨や活動を支えてくれた皆さんの気持ちが、受賞という1つの形になったのかなという印象。むしろこれからがスタート。これまで続けてきたような活動が大切だということを、より多くの人に伝えていかなくてはと、気持ちを新たにしました」とコメントした。
横浜環境活動賞は、市民の環境保全や再生、創造に対する関心をより高めるとともに、地域の環境活動や環境にやさしいまちづくりを推進しようと、1993年に市が制定。毎年、環境活動を積極的に行っている個人や団体、企業、学校などを表彰しており、今年度は特別賞を含む13団体が選ばれた。
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