杉田の旧磯子水上消防出張所で3月8日、磯子消防署に勤務している新人消防士を対象とした初任実務教育効果確認が行われた。
新人消防士は4月から9月まで、戸塚区の市消防訓練センターで基本的な知識と技術を学習。10月から各署に配属となり、さらに半年間、現場で現任教育を受ける。この効果確認は、1年間の成果を披露する最終訓練となる。
磯子署の新人は8人。この日は、前日訓練を行った4人に続き、残り4人が最終訓練に臨んだ。新人消防士たちは大声で声を掛け合いながら、火災現場に放水ホースを運んで消火活動をしたり、はしごとロープを使って負傷者に見立てた人形を2階から地上へ下ろす活動を行った。
参加した新人隊員の板倉健太さんは「まずは無事に終えて、ほっとした。うまくいかずに悔しいところもあったが、さらに訓練を重ねて技術を磨いていきたい」と感想を語った。
訓練を見学した坂野満署長は新人隊員たちを前に、「学んだことを全て出してくれたと思う。現場活動でも今日のようなきびきびした行動をしてくれれば、市民も安心できる。これからも早さと安全という基本を大事して、大いに活躍してほしい」と話した。
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