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磯子区版 公開:2012年4月12日 エリアトップへ

岡村小 梅ジュース売上を寄付 被災地の福島県広野町に

社会

公開:2012年4月12日

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目録を手渡す橋本PTA会長(右)
目録を手渡す橋本PTA会長(右)

 岡村小学校(森照夫校長)は4月2日、同校の児童が授業の一環として製造と販売を行った梅ジュースの売上の一部を、東日本大震災の被災地である福島県広野町(山田基星町長)に寄付した。

 岡村小学校では3年生の総合的学習の一環として、地域の木として親しまれている梅の学習に取り組んでおり、梅の生育や歴史についての授業のほか、校庭や近くの岡村梅林で収穫された梅の実を使ったジュースづくりも行っている。また、完成した梅ジュースは子どもたちが、地元の祭りなどで販売している。

 広野町に贈られたのは、2010年度と11年度に、当時の3年生が製造販売した梅ジュースの売上のうち、利益に当たる4万7000円となっている。

 町役場内で行われた式典には、同校の橋本幸男PTA会長が出席し、「児童たちが2年かけて貯めたお金です。ぜひ広野町の子どもたちのために使ってほしい」とあいさつ。寄付を受け取った山田町長は「心遣いに深く感謝申し上げる。皆さんの気持ちを力にして、子どもたちも自分たちも頑張っていく」と応じた。

16年間の交流

 今回、広野町を訪れたのは、橋本PTA会長のほか、岡村地区連合町内会(渡部近司会長)や同地区社会福祉協議会(三澤繁次会長)のメンバーなど22人。バスで広野町役場に到着した一行は山田町長と面会し、橋本会長が町長に寄付の目録を手渡した。

 岡村地区と広野町は16年ほど前から、地域のまつりや式典などに相互の関係者が出席したり、住民たちによる訪問団が行き来するなど、交流を続けている。昨年8月には、大震災の被災地である同町を支援しようと、自治会や団体などが集めた義援金215万円を贈っている。
 

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