作品の１つ「tampopo」
下町の柳下邸を会場に６月10日まで、「花と器 ここに生ける花、こころに生ける花」展が行われた。
作品展には、同施設のホームページやチラシなどを担当しているデザインユニット「水色デザイン」をはじめ、８組のアーティストが参加。居間や洋室、風呂、蔵など館内12ヵ所を舞台に、花とそれを活ける器をテーマにそれぞれの作品を飾った。
「ｔａｍｐｏｐｏ」という作品では、ハードヘアースプレーで固めた綿毛タンポポのドライフラワーが居間の畳一面に置かれる中、綿毛の映像を襖に投影。来場者が座布団に座りマイクに向かって息を吹きかけると、映像上の綿毛が飛び散るといった仕掛けもあり、訪れた人たちは楽しそうに息を吹きかけていた。
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