地域で活動するアマチュアミュージシャンなどで組織される音楽サークル・イマージュISOGO(宮内重明代表)が、プララ杉田専門店会(佐藤祐治会長)と共同で、被災地・宮城県気仙沼への楽器支援活動に取り組んでいる。寄贈可能な楽器を募集し、集まった楽器を希望する被災者に届けていく。
イマージュISOGOが楽器支援の検討を始めたのは昨年の後半、宮内代表が気仙沼を訪問した際だった。元々、音楽を通じた支援ができないかと考えていたところ、被災者との会話の中で、地震や津波で失った楽器に触れ、演奏したいという話題になったという。「それまでは衣食住など生活の再建が第一だったが、本格的な復興が始まる中で、徐々に音楽や文化といった日常の営みが重要になってきていると感じた」と、担当者は説明する。
それを受け、サークルでは楽器を通じた復興支援に取り組むことを決定。メンバー自身や杉田劇場から寄贈されたギターとコントラバスを被災者に贈ったが、より大きな支援活動にしようと、広く住民に楽器支援を呼びかけることとなった。
その際、周知を支援したのが、同じく様々な活動で気仙沼の支援に取り組んでいるプララ杉田専門店会だった。夏のセールチラシの裏全面を使い、被災地に送る楽器の募集と、7月15日に杉田劇場でサークルが行う支援ライブの案内を印刷。6月末に約2万部を地域に折り込んだ。「すでにバイオリンを寄贈したいという問い合わせも来ています」とサークルでは話す。
楽器の寄贈方法などは、事務局【電話】【FAX】045・773・2981(パレ・ド・バルブ内)、または【URL】http://image-isogo.com/まで。
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